【MtG】ロンドンマリガンってなんなん??
どうやらMTGにおけるマリガンのルールが変わるらしいです。
「マリガン」とは初手7枚引いた手札に不満があれば引きなおすことができるルールなのですが、今のルールに至るまで色々と変遷があります。
だいたい、公式大会で試験的に導入された都市の名前を冠しています。
肝心の「マリガン」はゴルフ用語の「打ち直し」という意味です。なんでここだけゴルフ用語なのかは謎です。
■パリ・マリガン
引いた7枚をデッキに戻しシャッフル、マリガンした回数-N枚ドローし直す。
これが大昔のマリガンですね。私が紙で遊んでいた頃はこのルールでした。
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■バンクーバー・マリガン
引いた7枚をデッキに戻しシャッフル、マリガンした回数-N枚ドローし直す。マリガンしたプレイヤーは占術1を行なっても良い。
これが現在のマリガンルール。アリーナでMTG復帰した時に、マリガン後占術が行えることに面食らいました。まぁ慣れれば快適です。
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■ロンドン・マリガン
引いた7枚をデッキに戻しシャッフル、7枚ドロー。マリガンした回数N枚手札からカードをライブラリの下に望む順番で戻す。
ふむふむ。なるほど。これはこれは。
毎回7枚確認できるって結構いいですよね。(小並感)
まだそのルールで遊んだことないですが、マリガンに関しては緩くなったなーというのが率直な感想です。
現在の占術1が出来てただけで相当助かってはいたのですが、毎回7枚確認できるっていうのは中々試合運び変わってくる気がします。初手で手札にあった場合力を発揮する「〜の力線?(うろ覚え)」など、モダン、レガシーで猛威を振るいそうな予感です。
なんてたって、MTGで一番寒いのって、、、
土地事故で一方的に負ける(or勝つ)ことですよね。
これは公式の大会でも友人同士のカジュアルな対戦でもそうですが、相当寒い。
だいぶモチベを持ってかれます。
ゲーム的欠陥とまではいかないですが、MTGが運ゲーと言われてしまう所以に「土地事故」ってのはあると思っています。
ハースストーン、シャドバなどは土地事故をなくすため「毎ターン均等にマナがチャージされる」という風に上手く昇華しています。
ただ、そのルールも「相手ターンに介入できるカードがない」という前提で成り立っています。MTGの売りは、相手ターンにも悪さができる点ですからね。
なので土地事故を少なくする点ではもう大歓迎です。
「コンボデッキが強くなる」という意見もあるようですが、まぁ流石にそこは運次第ってことで笑。
マリガンした回数分だけ手札からデッキボトムにカードを戻すので、そう何回も使えないのは今のマリガンルールと同じです。
逆に言えばこちらはメタカードが手札に来る確率も上がるわけですし、7枚確実に引き直せるので、取捨選択の幅も広がります。
一長一短はありますが、今回のロンドン・マリガンについては賛成派です。
早くアリーナでも実装してほしいですねー。