【今更ポケモン剣盾感想】シリーズ最高傑作では？
※この日記は2019年12月13日に下書きされて以降、更新することのなかった日記です笑
なので情報は若干古いです。
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「ポケモンなんてもう遊ぶ歳（アラフォー）じゃないよね」と自分に言い聞かせ、今作こそ購入しない予定でしたが、社内で若手が遊んでいるのをみて、その日の帰りに購入しました。
ソード&シールドの２本入っているやつと、Switchは持っているけど、ついでにSwitchlightのポケモン限定カラーも購入。締めて3万円弱。年の瀬にこの出費は痛い。
私はシールドを遊び、あまったソードは社内で買うかどうか悩んでいた若手ちゃんにお安く売りました。
んで、3日くらいでクリア。
一週間くらいで図鑑コンプ。
厳選やら育成にさらに一週間。
いまはランク戦で遊んでいますが、絶賛負け越し中です。（勝率３割くらい？）
■ストーリー
最高傑作。
個人的にシリーズでモヤっとしていた、ジムとチャンピオンの立場が明確に描かれていて良かったです。
今まではひっそりと開催していたポケモンリーグも、スタジアムがあり、観客がいて、ユニフォームを着てと、興行スポーツ感が満載。おそらく昨今のe-sports周りを参考にしているのかと思われますが、なんとなくジムリーダーしばいて四天王しばいてチャンピオンしばいてと淡々とした過去作と違い、ジムリーダを倒しトーナメントの挑戦権を獲得、予選突破したチャレンジャーとジムリーダーでトーナメント戦を行い、最後に残った一人がチャンピオンに挑戦できるというフローが、最高にsportsでした。ほんとね、ぽっと出の四天王やらチャンピオンなんていらんのですよ。
本筋のストーリーもとにかく「リーグ突破」を目標としており、何か問題が起きても基本的にはチャンピオンが率先して解決してくれます。「ここは僕に任せて、君はリーグ戦に集中して！」的な感じで、頼れるチャンピオン感、大人感が溢れ出ています。
伝説のポケモンを捕まえるくだり以外は、基本的にチャンピオンが解決してくれています。今までの放蕩チャンピオンたちとは大違い。
■キャラクター
とにかくチャンピオン「ダンデ」がチャンピオンしていて好感が持てました。
あの世界では絶対的な人気を誇るポケモンチャンプ。羽織っているマントには様々なスポンサーロゴがくっついているのも妙にリアリティあっていいですね。
世界の一大事を子供に任せるのではなく、率先して解決に向かう。そしてだいたい解決するその姿勢と強さ。ほんと、今までの放蕩チャンピオンたちとは大違い。
幼馴染のポップ君は終始挑んでくるとこ以外は、そんなに邪魔じゃなかったです。経験値もOCし。（巷では邪魔という意見が多いっぽいですが）。一時期負けがかさんで手持ちにバチンウニを入れていた時は、闇落ちの前触れかと心配しましたが、、、。
ジムリーダーとの絡みはもう少し見たかった感あります。どのリーダーも個性豊かな人格者ばかりだったので、掘り下げられても苦じゃないです。
■ワイルドエリア
今までの作品にない、だだっ広いワールドです。
ここは天候がグランドラインか！というくらい日毎に変わり、場所/天候によって登場するポケモンが変わります。ジムバッジが少ないうちはレベルの高いポケモンは捕まえられないのですが、バッジが揃うに連れ高レベルのポケモンもゲットできます。始めたての頃ガーディにボコボコにされたのも今はいい思い出です。
）が野生でうろつき始めるので図鑑埋めも結構簡単です。
ここにレイドという新要素があるのですが、、、。
■レイド
クソofクソ。これだけは許せない。
攻撃しないポケモン、不利属性のポケモンなど、こちらをあえて不利にしてくるような選出。結果「NPCガチャ」と言われてもしようのないクソっぷり。しかもレイド戦は負けるか勝つかするまで終われないので、くそな面々に当たってしまっても、途中でやめることができないのでイライラしっぱないしです。
まぁマルチで遊んでねってことだと思いますけど、だとしたら募集部屋を作れるなりマッチングをしやすくするなりは必要なのでは？
YYコミュニケーションに関しては『説明不足』以外の言葉が見当たりません。通信交換も「なんかできた」くらいの感覚でやっています。
■登場ポケモン
今回の400匹くらいがちょうどいい。
遅かれ早かれ何処かのタイミングで全ポケモン登場は難しくなってくるんだし、今回のリストラ（という言い方が適切かどうかは別にして）は妥当だと思います。しかし、ワイルドエリアを悠々自適に飛び交う相棒オニドリルの姿を見たかったという願望はある。
800匹もいたらバランス調整も難しいでしょうし、各地の準伝まで対応していたら、おそらくランク戦の環境もサン&ムーンから代わり映えのないものになったんじゃないかな〜という感じです。
一応解析では今までの御三家、準伝、伝説のデータは確認できているようなのですが、、、まぁそうだよね。劇場版商法で有料で手に入れたポケモンが未来永劫新作で使用できないとなると、ちょっとヤバい奴ら湧きそうですもん。
■ウッウ
新ポケでいちばんの良デザインはウッウ。異論は認めない。
特性の関係上、使っていて楽しいのでいろんな型を育成したい。次点でバチンウニ。
■対戦要素
まぁ基本的にYOUTUBERやランク帯トップの人の模倣よね。ミミッキュ、ドラパルト、ドリュウズ、トゲキッス、結局流行るナットレイあたりは見飽きたけど、、、勝つためにはテンプレで挑むしかないのよね。まぁメタ貼っておいて６匹中２匹くらいは自分の好きなポケモン入れられるし。そういうのが意外と刺さったりも、、、って滅多にないですけどね。
ただ今は結構好環境だと思っています。メガ進化、Z技なんかで偏りもないですし、ダイマックスは全ポケできてHPとダメージが少々アップするだけですし。しかし前述したように過去作の御三家、準伝が解禁されてしまった際、どういうバランスになるかは未知数です。まーたサン&ムーンの準伝種族値の暴力が始まるのか、、、！？（個人的には夢特性エースバーンを早く使ってみたい。変幻自在はやはり強い）
■育成/厳選
恐ろしいほど楽になっている、、、。最近はソシャゲなんかの台頭でポケモンだけってわけにも行きませんからね。ソシャゲの手軽感や良さってのはガンガン取り入れて欲しいですね。最終的に5〜6Vメタモンとお金をなんとかすれば、小一時間くらいでお目当の厳選もできてしまうかと思います。これは素晴らしい。
あくまでも目的は対戦なのでね。でも、厳選し育成している段階が一番楽しいかもしれない。
■その他
・ファン
ストーリーが進むごとにファンが増えていくのが地味に嬉しかった。そして、初のジム戦突破後のファン第一号が最後まで見届けてくれているのも「あ〜報われたな」と感慨深いものがありました。決勝戦のスタジアム前の握手を求めてくる少年や、「〇〇（主人公）には決め手が足りないんだよな〜」と評価していた観客が、試合後「決め手があると信じてた！」的な手のひら返しも痛快でした。ほんと今回の世界観好きです。
・ポケジョブ
ポケジョブのシステム（1日放置で努力値MAXなど）がどうとかではなく、企業の存在というのが明るみに出たのが大きい。飲食、アパレル、工業など社会とポケモンが密接につながっている感じが伝わってきた。ほんとこの世界観好きだな〜
・ファッション
男性主人公ではあまり恩恵なし。ってかキャラクターセレクトで男女という選択肢をなくした割に、服は完全に男女に分かれている違和感。あまりそこら辺は意識する必要もないのでは？というのが素直な意見です。
・キャンプ/カレー
そんなもんもあったね。って感じです。図鑑コンプを目材している最中、懐き進化するポケモンたちと遊びに遊んでカレーを作りまくりました。
そりゃカレー100種類以上も用意したら「400匹のリストラの代償で実装されたカレー」って言われてしまうわな。キャンプでは猫じゃらし的なものじゃなく、ポケモンを撫でたかった。（XY感）
と、いうようにかなりの傑作になっている剣盾。
個人的には今までおざなりになっていた部分が丁寧に描写されることで、より世界に没入できる作品になったのではないかと思っています。ただレイドはクソなのでなんとかして欲しいです。
Switchだと今後過去ポケを追加していくのは難しいんですかね？このクオリティーで徐々に過去ポケも追加して欲しいというのが本音です。
