意識他界系’s diary

色々書くところ

デモンズ?ダクソ?ブラボ?いいえセキロです。

楽しみにしているゲームの事前情報は一切見ないと言っていたわりに「SEKIRO」の事前情報を見てしまいました。

 

ressentiment.hatenablog.jp

 この動画を観てしまいました。

 あーやべー、もう神ゲー臭がプンプンしてます。

 

世間では「ブラボ好きだから、ダクソ好きだから買う」と盛り上がっているようです。しかし冷静にPVを観てみるとフロムソフトウェア(以下、フロム)のダークファンタジーデモンズソウル」「ダークソウル」「ブラッドボーン」(めんどくさいので以下「過去作」と表記)とは一線を画するゲームかなーと思いました。フロムの宮崎監督の新作なので期待しちゃいますよね。

ちなみに好きな順は「デモンズ」>「ブラボ」>「ダクソ」>「ダクソ3」>「ダクソ2」です。

 

結論から言うと、私はフロムの名作「天誅シリーズ」に近いと思っています。
その理由は下に列挙していきます。(DLCで力丸出てくれ!!)

 

 

1、キャラメイクなし
過去作のようにキャラメイクはできないようです。主人公はあくまで忍びの「狼」。
今作はアクションRPGではなく、アクション・アドベンチャーです。わかりやすくいえば昔流行った「アンチャーデッド」のようなストーリーテリングになるのではないかと思っています。過去作ではストーリーは極力ゲーム内で語らず、ユーザーの考察(また受け止め方)に委ねられていました。拾ったアイテム、手に入れたソウルのフレーバーテキストで背景を読み解き世界を妄想。まさにその世界に放り込まれた右も左もわからないキャラクター(自分)をロールプレイ(疑似体験)する感じでしたが、SEKIROではある程度決まった世界、ストーリーを冒険してくことになりそうです。

 

2、ステ振りはほぼ無し
主人公「狼」のステ振りはほぼないとのことです。この点も過去作とは大きく違う点です。過去作では「最初は脳筋プレイだ!」「2週目は魔術師だ!」というコンセプトを決め出生を選びステ振りを調整して遊べます。しかしSEKIROは成長要素がほぼないです。なぜなら主人公の「狼」はすでに凄腕の忍びだからです。公式には「様々な成長要素」とありますが、プレイヤーが任意で選べるような成長要素ではなさそうです。頼れるのは己の腕のみってことでしょうか。まさに死にゲー。

 

3、武器が忍者刀のみ?
フロムのダークファンタジーといえば多彩な武器が魅力ですよね。直剣、短剣、大剣、槍、弓、魔法などなどなど。ブラボに至っては多様な変形武器がアクションを彩り、武器を使い分けていくだけでもだいぶ楽しめました。「この武器使いたいからこのステ振り」というような判断材料にもなりましたよね。しかしSEKIROは忍者刀のみのようです。ここで結構好き嫌い分かれそうな気がしています。おっきな棍棒で敵を叩き潰す、遠くから魔法での攻撃メインという戦い方の幅はないかと。ただ義手にギミックが複数あるようで、ここでアクションの幅をもたせるようなイメージかと思います。

 

4、オンライン要素はなし
PvPのゲームとしても非常に優れていた過去作ですが、今回はオンライン要素はないようです。まぁ同じ世界に主人公の「狼」が二人いたら変ですもんね。

 

5、ソウルシステムなし
過去作で衝撃的だったソウルシステム。死んだら今まで集めたソウル(育成、アイテム購入に必要なポイント)をその場で落とし、回収に失敗すると全てロストするという非常にシビアなシステムでしたが、SEKIROでは死んだら「回生」という「一回生き返り敵の虚をつく」またはセーブ地点で生き返り別ルートを開拓するという楽しみ方があるようです。このルート選び、探索がSEKIROの肝かなと思っています。一応所持金の半減などあるようですが、ソウルを失う!という緊迫感はないようです。

 

6、スタミナゲージ無し
忍者なのでスタミナは無限らしいです。なぜなら主人公の「狼」はすでに凄腕の忍びだからです。ただ今作の新システム「体幹」がスタミナの代わりと言えるかもしれません。

 

7、ステルスキル、忍殺
忍者ゲーといえばこれよね。過去作でいうところの「パリィ→致命」「バックスタブ」のような演出がステルスキル、忍殺に昇華したのではないかと思います。体幹ゲージを崩してからの忍殺、背後からのステルスキルというプレイは爽快感がありそうです。忍者ゲー好きな理由は、気付かれずに背後から一思いに!というプレイができることだと思います。最近こう言ったゲーム減りましたからね。

 

PVを観て過去作と違うなと感じたのはこんなところです。

 

ね?全然違うでしょ笑

 

ここを意識せずにフロムの新作アクションゲームという点だけで買ってしまうと「思ってたのと違う、クソゲー」という評価が溢れてしまいそうで怖いです。

 

私は天誅シリーズが大好きでしたし、別のメーカーになってしまいますがアクワイア忍道シリーズも大好きでした。忍者ゲーは敵に見つからないためのルート探索、敵の行動パターンの把握、見つかったとしても速やかに処理する判断力、多種多様な忍具を使いこなすなどなど、ホント遊びの幅が多くて楽しいです。あと和風というだけで私の中では無条件で高評価になりやすので「SEKIRO」はホント楽しみです。

 

宮崎監督なら私たちをいろんな方法でヤッてくれると信じています。3月22日(金)発売。有給を取らなかったことが悔やまれます…。