意識他界系’s diary

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ネタバレ満載で送るDMC5感想

老いとの戦いと言っておきながら、なんだかんだで週末でクリアできました。

プレイ時間は10時間くらい?かなと。(序盤ゴリアテで死にまくった時間はノーカン)

 

ressentiment.hatenablog.jp

憎っくきゴリアテを討伐後、操作に慣れてきたのか意外とサクサク進めることができました。

ネロの操作やっぱ好きになれないなー、早くダンテ使いたいなーと思いつつストーリーを進めていくと、新キャラVを操作して進めるパートもありました。

全く事前情報を入れていない状態でのプレイだったので、Vを操作できるとは正直思っておらず。今回もネロとダンテを操作できるんだろうな〜くらいの心持ちだったので、結構なサプライズでした。ってかゲーム始めるまでVの存在も知りませんでした。

 

そしてこのVという新キャラ、操作していて非常に楽しいキャラでした。中盤でダンテを操作するパートもあるのですが、ネロ、ダンテを差し置いて戦闘の楽しさは頭一つ飛び抜けていました。

グリフォンと黒豹、そしてDT(童貞)ゲージを消費してのナイトメア(大きいゴーレム)という3種類の使い魔を駆使して戦うのですが、今までのDMCにはなかった操作感、しかしスタイリッシュさは損なわれないという画期的なキャラでした。昔プレイしたカオスレギオン的な楽しさがありましたね。(あくまで使い魔を召喚して戦うという点だけであって、操作感は全然違いますが)その分ストーリー上のVの扱いは悲しかったですね、、、

 

いや、マジで。本当想像もつかないストーリーでした。

ユリゼンの正体、Vの正体と目的、そして真の黒幕と今回のストーリーの肝になる部分ですが、全部同一人物とはお見それしやした。(クリア後に色々レビュー見ると、「やっぱりw」「想像通りw」というコメントが多く、私が鈍感なだけかもしれません。。。流石にVの出生がわかったあたりで薄々気づきましたが、、、)

結構直前まで気づきませんでした。これでも全シリーズは遊んでるんですけどね。。。

 

だって、DMC3でガチボコにやられて、EDでムンドゥスに負けて、魔改造されネロアンジェロとして操られ、DMCでは三回ほどボコられて昇天した彼がまだ生きていると思いますか??笑

 

そうです。ユリゼンとVと黒幕は「バージル」でした。

ダンテに勝ちたい一心で、実の息子から閻魔刀を一本背負いで奪い、自らを悪魔と人間に分離させたようです。悪魔と人間のハーフだからなせる所業なんすかね。「悪魔のユリゼン」と「人間のV」もはやハートレスとノーバディくらいの関係性です。Vは人間になって初めて自分の愚かさに気づき、ユリゼンを止めようとダンテに依頼したのですが、、、

 

バージル「人間の心がある状態だとダンテに勝てん!分離だ!」

ユリゼン「ウォォォォ!!魔界と人間界繋げて力を取り戻すぞー!」

V「こいつ(元自分)やばくね、、、?」

V「ユリゼン倒して!」

ダンテ「おk」

ダンテ「無理ぽ」

ネロ、Vも敗走

ネロとVが協力

なんやかんやでダンテも真魔人化して復活

ユリゼン討伐成功!

V「元々自分のせいやし、トドメ刺させて」

ユリゼン「悔しいです!」

V「やっぱユリゼンともっかい融合するわw」

バージル復活!!

 

この流れ。

あんな満身創痍で息も絶え絶えだったバージルが、再度融合して復活した際にピンピンしていることに違和感を覚えながらストーリーを固唾を飲んで見守りました。

ユリゼン、Vという新キャラが登場し、どういうストーリー展開になるかと思ったら、結局は兄弟喧嘩ですよ。。。

 

 

 

 

 

 

 

最高かよっ!!!

 

うん、DMCのストーリーはこうでなくっちゃって感じです。

個人的にバージルが好きだったのもあるのですが、このくらいぶっ飛んでくれていた方が安心します。ネロがバージルの子供だったとか、そんなことは大した問題ではありません。ネロの悪魔化もかっこよかったですけどね。肩の装飾がジンオウガに見えて仕方なかったです。

 

んで、EDは兄弟和解。というより、ネロが喧嘩両成敗的な感じで丸く収め、魔界から生えてきている木(名前ど忘れ、なんとかの根っこ)を断ち切るために、ダンテとバージル仲良くネロの顔面に裏拳をかまし、魔界へ行き終わりです。シークレットエンド(?)で、その後のダンテとバージルの様子を垣間見ることができます。

あんなに勝ちを望んだ相手と仲睦まじく喧嘩&共闘の流れ。お約束ですね。もし次回作があるなら魔界の不思議パワーで若返った2人が、魔界を制覇統一するストーリーでも展開して欲しいものです。

 

結局何が言いたいかというと、DMC5はケチの付けどころのない、シリーズの集大成として申し分ない出来だということです。ストーリー、アクション、キャラ、どれを取っても過去最高の出来だと言っても過言ではないはずです。惜しむらくは私が最後までネロの操作に馴染めなかったことと、今後続編が出た際にVが登場することはほぼないかなーというところです。バージルが最後、Vの持っていた本をネロに渡したのが何かの伏線であって欲しいですが、、、)

 

今回のストーリーで、まだまだ続編への期待ができる作品だなーと改めて思いました。Vの復活、ダンテ、バージル、ネロと今までのプレイアブルキャラを全て使用可能なお祭り騒ぎ的な作品があってもいいような、というかそんなぶっ飛んだDMCをもっと遊びたいと心から願うのでした。

 

あ、デビル名倉イは除外でいいです。